当たり前を疑ってみる

常識

当たり前ってなんだろう?

毎日石鹸やシャンプーで洗う、歯磨き粉で歯を磨く、厚底シューズで走る等、巷で当たり前として思考停止して行われていることがあります。が、これって本当に自分にとって良いことなのか?この問いを改めて見直していくことが大事だなと思う今日この頃です。それは最近出会う当たり前を覆すことがあったためです。

ボディソープやシャンプーは皮膚を薄くする

最近、足の指間の皮がむけて炎症反応を起こしてしまって夜寝ていると少し痒くなるという症状が出ました。早速グーグル先生で検索すると、それは水虫の可能性が高いというのでこれは家族にうつしてはたまらんと思って皮膚科のある病院に行ってきました。
受診すると、先生は徐に指間の足の皮を取り顕微鏡で見ると
「水虫はいないので安心してください」とおっしゃり、ほっとしていると
「極力、石鹸では洗わないようにしてください」と言われました。不思議に思って「何でですか?」と問うと、「石鹸使うと皮膚が薄くなって症状が悪化します。石鹸使わない方が皮膚は健康ですし、汚れは取れますよ」と教えてくれました。加えて「シャンプーをすると髪の毛が細くなりますよ」とサラッとおっしゃりびっくりしました。
どうも調べると石鹸やシャンプーなどで洗いすぎることによって皮膚にいる常在菌や皮脂の分泌のバランスを崩してしまい結果として皮膚にダメージを与えているということのようです。

自然の状態に立ち返る

これを聞いて、改めて今の当たり前って本当に当たり前なのかということに私含め今の人間は考えなくてはいけないなと思いました。人間の身体は基本的にはサバンナで狩猟採集として暮らしていた頃に適用した状態を維持しており、何兆もの細胞や細菌との調和の中で形作られています。そして、その頃は沐浴もしてたでしょうが、化学薬品もない自然な水で十分機能していたと考えれば何が必要十分かということは分かってくるような気がします。
もちろん、人間の体は非常に柔軟性に富んでおり、例えばシャンプーに慣れた人間はその平衡を保つために、より多くの皮脂の分泌を促し調整しているので、いきなりシャンプーを止めるとその適用までには肌トラブルが起きる可能性はありますが、本来の自然な状態に近づけた方が長期的には健やかな状態に回帰していくのだろうと思います。

まずは試して検証する

ただ、当たり前は文化にも強く根付いているケースも多く、例えばシャンプーや石鹸で頭や体を洗っていないというと周りからは「不潔~」「こっちよるなよ」「頭痒くないの?」とか言われてしまい、いじめの対象になったり変人のレッテルを貼られることもあります。また、自分の中で頭で色々と考えると躊躇したりしてしまうので、周りには何も言わずにまずは試しにやってみるということをおすすめします。
実際にやってみて、その結果を踏まえて継続するかどうかを決める。この体験を通じた実感値をもっていると、たとえ周りから何かを言われようと自分の自信は崩れにくくなると思います。
また、実験的な検証の繰り返しが面白くなると枠に捉われることのなくより本質として大事なことに気づきやすくなると思います。

まとめ

今回は当たり前を疑うということで、特にシャンプーを使わないで過ごしてみるということの示唆を受けて書いてみました。早速昨日からシャンプー使わずの生活を始めてみたので、また実践結果については書いてみたいと思います。
ではでは。

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